この珍しい素敵な建物は、明治時代に建築された築150年ほどの建物で、福岡のイケアから車で3分ほど行ったところに建っています。
　昔は、法務局として活躍していて、隣接するレンガ棟は登記簿などの書類を保管する書庫として使われていました。

　母屋である洋館は、長崎のグラバー邸に似た造りで、屋根が和瓦で壁が洋風の下見板張りの和洋折衷の建物です。とても貴重で、黒船で渡ってきた外国の文化の建物を日本の大工さんが、一生懸命頑張ってマネて作った時代の変遷が分かる建物であり貴重な資料になっています。

　となりのトトロに出てくる「サツキとメイの家」のサツキのパパがお仕事をしてる洋館の部分も、下見板張りが使われているので、そちらの方がイメージしやすいかもしれません。